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デッドマン・ダウン [映画【た行】]

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NYの闇の世界を支配する犯罪組織のボスの右腕でプロの殺し屋ヴィクター(コリン・ファレル)。
しかし、実はヴィクターは組織のボス・アルフォンス(テレンス・ハワード)に妻子を殺され、自分も殺されかけた過去があった。
妻子の恨みを晴らすために組織に名前や経歴を変えて潜り込み信頼を得ていく一方で、脅迫文を送り付け仲間を殺しながらアルフォンスを徐々に追い詰めていくヴィクター。

そんなある日、向かいのマンションに住む顔に交通事故の傷を残すベアトリス(ノオミ・ラパス)と知り合う。

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ベアトリスはヴィクターが起こした殺人現場を目撃していた。
彼女は事故の加害者男を激しく恨んでおり、のうのうと暮らす加害者を殺してくれたら殺人のことは通報せず秘密にするという。
通報されたら正体が組織にばれてしまうヴィクター。

≪復讐≫だけが心の支えのふたり。
徐々に心を通じ合わせ変わっていくのだが、そんな頃、組織の仲間に正体を知られてしまうヴィクターだった。

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必ず、俺は、やり遂げる―ってことで復讐映画です。

スウェーデンの大ヒット映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の監督・ニールス・アルデン・オプレブのハリウッドデビュー作で同じく『ミレニアム…』で大ブレイクのノオミ・ラパスがヒロイン。
主演のコリン・ファレルが個人的にちょっと苦手なんですが、今回は面白そうだなって観に行ってきました。

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正直、展開がゆっくり過ぎて集中力が必要。
ちょっと疲れました。
主人公はギャングに潜入していつばれるかわかんないのでズーンと重いし画面の色も暗い。
憎き敵のアルフォンスを殺せそうな場面が早い時間にあるけど殺すどころか助けるのはなぜ?って思ったり。
妻子を殺した一味をアルフォンスもろとも一気に殺したかったようですがその理由がわかるまで時間がかかりますし、他の組織も沢山出てくるため顔の見分けがつきにくくごちゃごちゃした感じがします。

監督はデンマーク、ヒロインはスウェーデン、コリン・ファレルはアイルランド、他にイギリス、フランスの俳優陣を使っています。
ハリウッド映画らしからぬ映画ですね。
でも銃撃戦の派手さはやはりハリウッドかな。

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隣同士のマンションのベランダから見つめ合う二人。
ベアトリスのお母さんが娘にせっかく助かった命なんだから彼と会ってきなさいよと勧めます。
お母さん役が『愛、アムール』のイザベル・ユペール。
え、お母さん?と思うくらい美人です。

敵役のボスにテレンス・ハワード。ごちゃごちゃした中に存在感あり。 ★★★☆


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コメント 3

non_0101

こんにちは。
まだ、書いていないけれど観て来ました。
スウェーデンの方のミレニアムの監督さんなのですね。
ハードボイルドっぽい渋い雰囲気だなあと思いながら観ていました(^^ゞ
by non_0101 (2013-11-04 19:40) 

キキ

non_0101さん、こんにちは。
nonさんの宿題ですね。
沢山ご覧になっているので書くのも大変ですね。^・^
この監督さん、ミレニアムの後、ハリウッドから呼ばれて脚本が250本ほど届いたんだとか。
その中から選んだ脚本らしいのですが渋めがお好きのようですよね。
by キキ (2013-11-05 22:59) 

キキ

月夜のうずのしゅげさん、こんにちは。
niceありがとうございます。
by キキ (2013-11-12 20:49) 

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