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ベオウルフ/呪われし勇者 3D [映画【は行】]

「デジタル3D対応館」で3D映像で観れる映画です。                                                                    サービスデーやレイトショーなどの割引は一切なく、料金は2000円。(=3D上映館のみ)                                    中学生以下は割引あり。

    

デズニーランドのアトラクションで観るような飛び出す映像が観たくて行ってきました。                                                                                                                           今回は3Dで観れる館が限られているため少し遠出してみました。チケットは2000円。                                               もし、前売り券やサービス券などがあれば差額が必要だとの事。                                                 (もちろん3Dではない館は通常の値段で、サービスも受けられると思われます。)                                                    チケット売り場ではチケットの他に飛び出す映像を見るためのサングラスのような眼鏡をもらえます。                                                                                                                   サングラスは「お持ち帰り」出来ますが、家で使うことはまず無さそう・・・・これみんなどうするんだろ?

お話は英語最古の叙事詩「ベオウルフ」。西欧では教科書にも載るくらい誰もが知っている昔話なのだそう。                                                                                  日本ではほとんど知られていないですよね。

その昔、化け物(クリスピン・グローヴァー)によって人々が苦しめられている国の王(アンソニー・ホプキンス)のもとに、気高き勇者べオウルフ(レイ・ウィンストン)が船でやってくる。                                                                 日本でいうと桃太郎の鬼退治?鬼をやっつけて宝をもらう。                                                                        桃太郎と違うのは、化け物はどうにかやっつけた勇者だったが なんと、化け物のお母さんがアンジェリーナ・ジョリーのような美人妖怪だったもんだから勇者もついつい美人の言葉に惑わされ この母とある契約を結んじゃう。                                                                                                             勇者といえど人間。心の隙間に悪が宿ったんでしょうかね。黙ってたらわからないって。

このお母さん。声はすれどもなかなか姿が現れなくて、ずっと蛸のような手がにょろにょろ見えるだけ。                                                                                                                           べオウルフが母親の妖怪も退治してくれって言われて沼へと向かった時にようやく姿が現れるんですが、にょろにょろしてたのは手じゃなくて長く編んだ髪だったんです。                                                                                  どこが妖怪?って思うほどアンジーそのままの美しさ。何故か足はハイヒール・・・。                                          ん~。3D妖怪になってもアンジーは美しい。                                                                                                                                                                       べオウルフはその契約でちゃかり王となり、その国と(前王は謎の自殺)綺麗な前王のお妃も、欲しいものは全部手に入れたはずなのに長い憂鬱な年月が過ぎ、契約が破られる日がやってくる。

本物の役者さんがデジタル化して動き回るんですが、

  レイ・ウィンストンは→

アンソニー・ホプキンス→

 

  リスピン・グローヴァー→ 

こんな風に変わっています。

                                                                               体型もかなり加工されていてべオウルフは「化け物も裸で武器も無いのだから俺も裸だ!」と、わざわざ鎧や服を脱ぎ捨てて戦います。私的には裸で戦う意味、全くわかりません。彼はマッチョ加工されています。

アンソニー・ホプキンスはでっぷりした王様。太っちょ加工しすぎ。これまた裸あり。

クリスピン・グローヴァーは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティのお父さんを演じてた役者さん。腐った体の醜い巨人の化け物です。ここまで変われば原型はわかりません。化け物なのでもちろん裸。

美人妖怪アンジーも金ぴかの裸。・・・裸好きな監督さんなんでしょうか?

期待していた3Dは ディズニーランドほどではありませんが 空を飛ぶような映像や火の粉が飛んでくるような映像、粉雪が降り注ぐ風景などまずますでした。                                                                                  木にぶつかりそうになるカットでは思わず体が動きますよ。                                                                                                                                                             でも、人物の顔はつるんとしていてシュレックの登場人物たちみたい。                                                                                                                            感情が出ないし、人間味は欠けるかも。

 

一人2000円という金額はちょっと高いのでお正月にお子様と観にいってください!と言いたいんですが、怪物や人間が引き裂かれる残酷シーンが多いです。吹き替えでもないので字幕を読むのも大変。時間も長め。                                                                                と言うわけでお子様と一緒に行くならディズニー映画の「ルイスと未来泥棒」3D版をお勧めします。                                                                                                                                                    

                                                                                                                                 ところで、化け物は2体出てきますが、なんでお父さんの違いであんなにも顔も形も変わるんでしょう?                                                                                                                                                ラストは意味深。呪いの連鎖は起こるのでしょうか。                                                                                                                      化け物のお母さんが欲しがる宝もあんな使えない宝物じゃなくて、自分たちの命がかかわるような宝を設定してもらったほうが話が繋がりやすいと思われます。なんの得があってあんなことしてるのかがわかりません。残念。3D体験はすごく楽しかったです。

   ストーリーは★★   映像は★★★★。  

 


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丹下段平

この映画、確か監督はロバート・ゼメキスだったと思います。以前は彼の映画は公開されれば必ず観ていたのですが、最近はすっかりご無沙汰です。昔の輝きを取り戻してほしいものです。
by 丹下段平 (2007-12-29 23:33) 

キキ

段平さんこんにちは。
この映画、有名な俳優さん沢山3Dで出てました。
加工されすぎでよくわからなかったんですけど。^・^;

今年はこの映画が劇場で見たラストでした。
来年も良い映画沢山観たいです☆
良いお年を。
by キキ (2007-12-30 12:41) 

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