TSUNAMI -ツナミ- [映画【た行】]
試写会に行ってきました。韓国で昨年の7月に公開されたパニック映画です。
韓国で5人に1人が観たというこの映画、韓国歴代4位の興業記録なのだそう。ハリウッドのCGプロデューサーを迎えて再現された水のCGや落下物のスピード感など見ごたえがありました。
日本の対馬が沈下したのをきっかけに起こる高さ100メートルの津波が押し寄せるのは後半過ぎてからで、前半に描かれるのはその街にいた人々のエピソートです。
① 韓国屈指のビーチリゾート、釜山のヘウンデで飲食店を営むマンシク(ソル・ギョング)と彼が想いを寄せる幼馴染のヨニ(ハ・ジウォン)のお話。余談ですがヨニとマンシクのお母さんの髪をつかみ合っての喧嘩はすごかった・・・。
② マンシクの弟で海洋救助隊のヒョンシク(イ・ミンギ)と、彼が海で溺れているところを救助したヒミ(カン・イェウォン)との恋のお話。ヒョンシクはなかなか素敵な男。それだけに彼がヒミを好きになる過程に疑問が?。(^.^;
③ この津波を予見して街を訪れていた海洋研究所の地質学者キム・フィ(パク・チュンフン)と、その別れた妻と娘のお話。地質学者で責任者なのに水が押し寄せたら妻の電話で子供の元へ一目散。良いのか?
④ 定職にもつかず母親に心配をかける青年(キム・イングォン)の話。凄い強運の持ち主。
とっても韓国特有の雰囲気で、韓国女性は性格も口調も強いのね、男性はめちゃ優しいのね、なんて思いながらも話は進み、やがてやってくる「メガ津波」は街を、そしてそれぞれが悩んでいた人間関係をも一気に水の中へとのみ込んでいきます。
ラスト近く、地質学者夫婦のシーンは彗星が衝突する直前の『デープ・インパクト』、ホテルに水が押し寄せるあたりは『タイタニック』を思いだしました。
途中、津波警報に「日本はなんでも大げさに騒ぐ」なんて台詞には笑い声も聞こえました。試写会は<超>日本語吹き替え版ということで声優さんの吹き替えでしたけど、字幕好きな私は元々の役者さんの声が聞ける字幕が良かったかな。
9月25日から公開です。 ★★★☆
監督、脚本;ユン・ジェギュン
何故か字幕版の公開劇場が少ないです。
>地質学者で責任者なのに水が押し寄せたら妻の電話で子供の元へ一目散。良いのか?
最近韓国ドラマをたまに見るのですが、ドラマや映画の中の韓国人は、本当に仕事しないで、私用を優先させていますね。
本作も、学者や救命士は私用優先、主人公の男に至っては昼から酒を飲んでばかり。
映像では刑事ぐらいしか働いている者を見ません・・・
by バラサ☆バラサ (2010-09-27 17:36)
バラサ☆バラサさん、こんにちは。
韓国ドラマの人達はまったく仕事はしていないですね。
他人の部屋に勝手に入るし、手紙も勝手に読むし。
一番不思議なのはパジャマに着替え無いで寝ちゃうことで
スーツの上着ぐらい脱げよと突っ込みを入れながら・・・・
あ、まったくTUNAMIとは関係ない話でした。^.^;
暴力や汚いシーン差し引いても脚本に唸ることが多い韓国映画は
最近見逃せません。
CGが見せ場じゃない次に期待します。
by キキ (2010-09-27 19:12)
みなみーさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2010-09-30 23:23)
galapagosさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2010-09-30 23:38)
クローヴさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2010-10-02 23:11)
女のつかみ合いのけんかは迫力でしたね。
あと、やっぱり学者さんの行動は“良いのか?”と思ってしまいますよね(^^ゞ
日本なら、きっと涙を浮かべながら我慢するだろうなあとちょっと思いました☆
by non_0101 (2010-10-05 21:44)
non_0101さん、こんにちは。
橋の上の落下物や水のCGもすごかったですけど、
私としてはばあちゃんとの髪を引っ張り合うあのつかみ合いの喧嘩が
一番「すごい」とおもう場面でした。^.^;
そして日本人の私としては学者の職場放棄は気になります。
あの状況で学者の奥さんがエレベーターから脱出したのもびっくりでした。
それとタンカーが爆発した橋の上の人たちが助かったのも・・・
書き出したら止まらなくなりそうです。
by キキ (2010-10-07 07:22)