オール・ユー・ニード・イズ・キル [映画【あ行】]
トム・クルーズが6月26日木曜日、福岡・大阪・東京を1日で移動する弾丸キャンペーンを行った新作映画です。
大阪では道頓堀を舟で3.5キロ川上りをし、グリコの看板で有名な戎橋の両岸に集まった3000人のファンに「マイド、オオキニ!」と挨拶したという・・・。トムったらおちゃめ。
戸田奈津子さんが後ろからそう言いなさいって言ったのかしら?
ファンも「まいど~!」と返したようで、さすが心得てます。
トムはロンドン・パリ・ニューヨークを1日で3か国を回るキャンペーンも行っています。
原作は桜井洋著のライトノベル。
筒井康隆らに激賞されたいわゆる「タイムループ」ものです。
10代~20代をターゲットにした小説なので主人公キリヤ・ケイジは小説では初年兵の少年ですが
トムが主人公ということで、戦争なんか大嫌いなヘタレ広報官、ウィリアム・ケイジ少佐に設定変更されています。
その他諸々原作とは大幅な変更があったらしいのですが・・・時は近未来。
突如現れた地球外生命体「ギタイ」との戦いが行われている世界です。
人類はヨーロッパの殆どを攻略され,各国の兵士が集められての戦いが繰り広げられていた。
元は広告代理店で働いていた広報官のケイジ少佐(トム・クルーズ)は統合軍の将軍にロンドンに呼び出され、明日の作戦への参加を命令される。
血が大嫌いなケイジは参加を拒否をするが将軍の命令で逮捕されたあげく、次の瞬間手錠を付けられ作戦準備が行われているヒースロー空港で目覚めるのだった。
そこで自分は脱走兵扱いの2等兵として明日の戦闘に参加しなければならないということに驚き、自分の立場を必死に説明するのだが誰もわかってもらえず、銃のセーフティすら外せない初心者戦闘員のままフランス上陸作戦に強制参加させられることになってしまう。
翌朝、出撃したケイジ達J小隊を乗せた飛行機は上空で爆発、そこから降下してギタイとの戦いが始まるが圧倒的な力の敵に味方は次々と倒されていく。
安全装置すら外せないケイジは戦場をウロウロ彷徨っていると、鬼人のような強さで敵を蹴散らす女性兵・リタ(エミリー・ブラント)を目撃する。
しかしそのリタもあっけなく敵に倒され死んでしまう姿を見て絶望するケイジ。
その後、ケイジは反撃するチャンスを得て他のギタイとは全く違う「青いギタイ」に至近距離攻撃を行う。
敵の血液を顔に浴びたケイジは顔が溶けてギタイと共に同士討ち、死んでしまうのだった。
☆そこから始まるタイムループ☆
次の瞬間、再びヒースロー空港で目覚めるケイジ。
あれは夢だったのか?
しかしまた始まる昨日と同じ光景、同じセリフ、同じ人々。
やはり飛行機に乗せられ飛行機は墜落、同じ戦場に突入し、そして死ぬ。
目覚めるとヒースロー空港に戻るのだ。
繰り返される死と目覚め。
この状態を抜け出すには行動を変えていかなければと気づくケイジは再びリタと出会った時に全てのタイミングを知っていた為彼女を助ける事に成功。
この事により、実はリタも今は能力を失くしていたが前の戦いでループ能力を持っていたこと、青いギタイの返り血を浴びたことでケイジにループ能力が備わったことを聞き出す。
ループ能力はケイジが最初の戦いで同士討ちした「青いギタイ」が元々持っていた能力で、青いギタイはをケイジが体験したように何度も死を繰り返しながら人類に少しづつ勝ちを収めて現在があるという。
そのギタイを偶然倒したケイジはギタイの持つループに巻き込まれてしまったのだ。
やがて始まるリタによる訓練で怪我をしてもリタに殺され(リセット)、目覚め、同じ日を果てしなく繰り返していくケイジ。
全てを理解したケイジは繰り返される戦いと訓練で見違えるような強さと行動力を備え、敵に勝ちループを終わらせる方法を試行錯誤していくのだった。
ゲームみたいなお話でさすが日本原作小説。
死んでも同じ場所からまた始めて、前の記憶が残っているので失敗した経験から違う側面から攻めて、ダメなら次、次、次・・・・というものですから最初は丁寧な説明が施されますがストーリーがどんどん端折られてこれは一体何度目のお話なのかは分からなくなります。
主人公もトムなのにアメコミみたいな強いヒーローじゃありません。
どこにでもいる普通の男がどんどん経験値をあげて強くなっていくのです。
何回やっても倒せない敵にどうすればいいのか、どうあがいてもリタが死んでしまうのを回避するには何が必要か。
画面からストーリーを追うのが大変~、でも面白いです。
にょろにょろしたギタイが沢山迫ってくるのはほんとに怖いしね。
ラスト近くでループ能力が消えてしまうケイジは絶体絶命、最後の1回をどう戦い抜く?
原作とはストーリーが変更されているので先に小説やコミックを読んでいる方も楽しめそうです。
(原作のラストは日本的、映画はアメリカっぽい感じです。)
映画のラスボスとの対決はパリのルーブル美術館。
さすがハリウッド映画と思えるスピーディな展開と素晴らしい映像で近未来を魅せてくれます。
監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。★★★★☆
ハマコウさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-12 13:54)
はじめまして
トム・クルーズ いつ見ても若々しく感じます
by ハマコウ (2014-07-12 17:27)
こんにちは。
トムが大阪の戎橋で「マイド、オオキニ!」って言っているのをニュースかワイドショーでみました。なんだかすごい映画ですね。でも観に行きたいです。
by coco030705 (2014-07-12 18:05)
ハマコウさん、こんにちは。
トムは若い頃より益々素敵になっていきます。
すごいです。^^
by キキ (2014-07-13 00:36)
coco030705さん、こんにちは。
トムったら戎橋に来てたやなんて~、直ぐそこやん、と思いませんでした?
「まいど~!」って私も言いたかったです。
映画はなかなか面白かったです、お勧めです。
by キキ (2014-07-13 00:42)
あゆこさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-13 00:43)
makimakiさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-13 00:44)
こんにちは。
さすがはトムという感じのSFアクションでしたね~
ストーリーも展開のスピードも軽快で引き込まれました。
いつか小説も読んでみたいです~☆
by non_0101 (2014-07-14 00:14)
non_0101さん、こんにちは。
トム、さすがです。
最初のヘタレトムもいいですね。
他ではなかなか見られないと思います。^^
by キキ (2014-07-14 21:35)
月夜のうずのしゅげさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-15 18:03)
yamさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-16 22:58)
前の「渇き」もそんな感じですが、こっちも、やっぱりゲーム感覚。。。
原作書いてる日本人(だけじゃないかぁ)の若者は、ゲーム脳なんですねぇ(^_^;
by のらん (2014-07-19 13:44)
のらんさん、こんにちは。
「渇き。」に比べるとこちらは近未来なので現実感は無いです。
それに未来を良い方に変えようという前向きな主人公でした。
監督はコメディだと言ってました。
コミックの原作を読んでみたのですが若い主人公達だったので
トムに合わせた上手い脚本に変わっていると思いました。
by キキ (2014-07-20 11:01)
inunekoさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-22 19:51)
くらいふさん、こんにちは。
niceをありがとうございます。
by キキ (2014-07-29 21:44)