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魔法にかけられて [映画【ま行】]

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この映画、絶対観たいと思いつつ、3月末から4月はとっても忙しく、ついでに愛猫は病気になって入院騒ぎ・・・。
猫もやっと元気になってくれたのでようやく映画館へ行けました。やっぱり映画は映画館でみるのがいいですね。 

おとぎの世界に暮らすジゼルは夢見る女の子。
ある日理想の王子さまと出会い、恋に落ち、次の日には結婚することに。
その結婚式に行く途中、意地悪な王子の継母にうっかり騙され、別の世界に突き落とされるてしまいます。

ウエディングドレスのジゼルが辿り着いたのはニューヨークのマンホール。
ジゼルを追って後でやってくる王子もリスも召使もここから出てきます。

ここから出ちゃうとアニメーションから実写の姿に変わるのです。

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ニューヨークでのジゼル(エイミー・アダムス)は偶然通りかかった弁護士のロバート(パトリック・デンプシー)と娘のモーガンに助けられるんですが、最初は自分をお姫様だと思っている変な女の子かと思っていたロバートもあまりのジゼルの可愛さにだんだんと魔法にかけられ?ちゃうんです。

リスのピップはCGなんですけどそりゃもう、かわいいです。

ジゼルを助けたいけどニューヨークでは言葉が喋れないただのリス。

ジゼルを突き落とした継母が送り込んだ王子の召使ナサニエル(ティモシー・スポール)にイジメながらも一生懸命エドワード王子(ジェームズ・マースデン)に真実を伝えようとしてるんですけど、王子ったらボケた答えしかしてくれないんです。

王子役のジェームス・マーデンは「ヘア・スプレー」のコニー・コリンズ役の人で、大好きな俳優さん。
笑顔がとっても素敵です。
私としてはロバート(「グレーズ・アナトミー」のDRですよね)より絶対エドワード王子派だったのでラストはこうなるだろうなあと思いつつもいろいろと不満が残りますが、ボケた王子を好演してくれてたので良しと致します。
笑わせていただきました。

お話は「白雪姫」+「眠れる森の美女」+「シンデレラ」+「美女と野獣」が織り交ぜられてるって感じです。

白雪姫のようにジゼルが歌を歌ったらゴキブリやドブネズミがやってくるニューヨークですが、たとえそれがゴキブリでも掃除や片付けはきっちりやってくれるところがすごいです。かえって菌がついちゃうとか余計なこと考えちゃいけないですね。

それと眠れる森の美女風のドラゴン。
魔女だった王子の継母が変身するドラゴンはラスボスなのに弱すぎ・・・翼があるのに飛べないし・・・飛べないのにビルの上に登るのは無理があるんじゃ・・・でもまあ、女の子が好きな人の為に戦うってとこがいいですよね。
(実際はリスがやっつけたんですが。)

昔のディズニー映画には良く観られたアニメと実写の融合した映画を逆に新しい感覚の映画にしちゃう「ターザン」などを手がけたケヴィン・リマ監督。
さすがアニメ出身の監督さん。
ディズニーらしいハッピーエンドで可愛くってとても楽しい映画でした。

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でも一番のおとぎ話は、ニューヨークの一等地に建つ豪華なマンションに住む、とっても素敵な弁護士の夫と生まれたばかりの可愛い娘を置いて出て行っちゃた奥さんって本当にいるの?ってとこかな。
おっといけない、いけない、なんて夢がない私。   ★★★☆


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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 [映画【ま行】]

―――大阪・リサイタルホール;毎日放送の試写会―――

久しぶりに試写会当選したのでリサイタルホールへ。                                                                  少し前からTVでも木村カエラの可愛い歌声のCMがたくさん流れているし、ナタリー・ポートマンの主演だし、張り切っていってきました。

抽選会が予定されていたので入り口で渡された映画のチラシの裏には通し番号が印字されていました。「500番まで用意しておりましたが足りませんでした」と毎日放送のアナウンサーさんの挨拶、この映画の人気のほどをうかがわせます。続いて抽選会。商品は毎日放送の番組の若手芸人麒麟のお菓子の箱詰めを10個と京都の美術館の招待券10枚でした。

映画は始まりが可愛い。少し前に見た「テラビシアにかける橋」みたい。期待が広がります。                                 おもちゃの他にも靴がポップに動き回っているので、どんなお話につながっていくのかしら、と思ったんですが・・・。

ダスティン・ホフマンは71歳なのだと毎日放送のアナウンサーさんの話。                                             私が最近見た映画では「パフューム」で主人公に香水作りを教える老香水師を演じていました。

そのダスディン・ホフマン演じるマゴリアムおじさんは243歳。どうやら魔法使いらしい。魔法で店中を動き回るおもちゃたち。「ハウルの動く城」で出てきたみたいな、ドアの横にある目盛りを動かすと中味が変わる部屋。このおもちゃ屋はいつも子どもたちでいっぱいの盛況ぶり。                                                                                                                         しかしおじさんはある日、その店で雇われオーナーをやっているモリー(ナタリー・ポートマン)に店を譲ると宣言したため、おもちゃ達がお店の壁が色を変えるという嫌がらせを始めるんですが、魔法が使えないホリーもおじさんに引退を思いとどまらせるように画策をします。それでも想いが変わらないおじさん。それには訳があったんです。実はお気に入りの靴が最後の一足になってしまったためなんです。

途中までは快調だったこの映画、マゴリアムおじさんがいなくなってからは寂しくなって、残念なことにいろんな疑問が解決されないままのエンディング・・・。あれれ?あれもこれも伏線じゃなかったの??                                                                                                                   引退を決意したおじさんに雇われてやってきた真面目な会計士のヘンリー(ジェイソン・ベイトマン)は、友人がいない帽子マニアの少年エリック(ザック・ミルズ)と仲良くなってからも忙しいからと最後までゲームもやってあげないままだし、ヘンリーに寂しそうにこっそり手を伸ばすおサルのぬいぐるみはなんだったの?地下室に住んでいるおじさんの伝記を書いているという謎の男は?木製キューブの魔法ってあれだけ?エリックが帽子を集めているのは何故(ただの趣味)?ほかにもいろいろあるけど全部そのままにして終わるなんて!「ピーターパン」のように“妖精は魔法を信じないと死んでしまう”というストーリーにしたいのならもっともっと盛り上がるなにかが必要です。あのエンディングでは唐突過ぎでした。モリーは元天才ピアニスト、今は作曲家の夢を持ちながら行き詰まっている。その彼女が何故魔法のおもちゃ屋で働くようになったのか、作りかけの交響曲も出来上がらないままで終わらせるのもおかしいし。                                                                       

ショートカットのナタリー・ポートマンはとっても可愛い。ああもったいない。                                                魔法で誰かがラスト30分を切り取った映画だったのかも?★★☆☆☆    

エンドロール後おまけ画像ありです。 監督;ザック・ヘルム(米)

 

 


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マリー・アントワネット [映画【ま行】]

 

『ベルバラ』で鍛えている日本人にはかなり不評なマリー・アントワネットの物語。                             美しいヴェルサイユ宮殿、美味しそうなお菓子の数々、舞踏会の様子、結婚式のシーンなどはとても素敵。夢の世界みたい。                                                                                      マリーの衣装もパステル系が多くて可愛い~。着てみたい~。                                        でもそのあたりに興味がなかったらストーリー的には特に目新しさは何も無い・・・・・。                                                             お世継ぎを生まない事で責められるのは、フランスとオーストリアという国を背負って結婚したマリーにとってかなりのプレッシャーだったんでしょう。                                                                               でもそのプレッシャーから逃れるためにあんなにお金を湯水のように使っては怒ります、国民。           怒った後に起こる革命の嵐の話は描がかれてません。                                                                                                                      オーストリアの皇女として生まれ、14歳で一人でフランス王室に嫁ぐマリーにキルスティン・ダンスト。 

昔、フランスにこんな贅沢が出来た女の子がいましたよ、それはフランスの王妃でした。という映画[★★☆] この1800円で「ベルバラ」買いましょう。

遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」は上・下巻です。面白い!!                                                                                               

監督;ソフィア・コッポラ『ロスト・イン・トランスレーション』

出演;キルステン・ダンスト『スパイダーマン』、ジェイソン・シュワルツマン『奥様は魔女』、ほか


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間宮兄弟 ★★★ [映画【ま行】]

監督;森田芳光 主演;佐々木蔵之助 ドランクドラゴン 常葉貴子 塩尻エリカ 中島みゆき

千里セルシーシアターで。 

ビール会社で商品開発をする兄(佐々木蔵之助)と小学校で用務員として働く弟(ドランクドラゴン ・塚地武雅)、この2人が間宮兄弟。2人は同じマンションで二人暮らし。じゃんけんをしながら勝った方がチ・ョ・コ・レ・ー・ト~と進みながら一緒に買い物に行き、ご飯を食べて、ビデオを見ながらポップコーンを食べて一緒に泣いて笑って 兄はビール、弟はコーヒー牛乳の違いはあるけど他はいつも一緒。寝るのも同じ部屋でお布団を並べ、今日の反省会も欠かさずにする。

30才を過ぎても仲良し兄弟の2人はある日、弟の勤務先小学校の依子先生(常盤貴子)と、行きつけのビデオショップ店員の憧れの直美ちゃん(塩尻エリカ)を誘ってカレーパーティを企画することに。兄の明信は意を決してビデオショップに出かけるのだが・・・・。

森田監督作品は「海猫」「模倣犯」など最近もヒットが続いているのに、昔の松田優作が主演していたものしかご縁が無く・・・ふ、古い・・・。

佐々木蔵之助はビールのCMやってたせいか、提供がビール会社なのか、それはもうビール飲みまくりです。工場の中も見れます。余談ですが彼は京都の造り酒屋の次男だそうで芸名の蔵之介もそこからきているらしいです。

映画は、この兄弟の日常が兄の上司の不倫や、弟の職場、実家の母や祖父母の生活と共に語られる。 小学生がそのまま大きくなったような兄弟だけど 家はきっちり整理整頓されていて、時々心が痛む事件は起きたとしても、どちらかが傷ついたらしっかり支えてあげられる大人だし・・・・・。                              みんなこんな風に暮らしていけたら幸せなのにね。

ドランクドラゴンの塚地武雅はとっても自然な演技でいいです。出演女優もと~っても豪華。中島みゆきは2人の母役で出番もかなりあります。


もしも昨日が選べたら ★★★ [映画【ま行】]

監督 フランク・コラチ  出演:アダム・サンドラー/ ケイト・ベッキンセール/

                   クリストファー・ウォーケン

建築士のマイケル(アダム・サンドラー)は、電気製品の操作に疲れて万能のリモコンを買うつもりが寝具屋のスーパーの奥の部屋で店員?モーティ(クリストファー・ウォーケン)から人生を操作できるリモコンをもらう。

毎日の忙しさやわずらわしさを回避するために時間を早送りできるその便利なリモコンを使い、ペットの犬の吠え声を消音したり、妻ドナ(ケイト・ベッキンセール)との口論を早送りしたりと使っているうちに・・・・。

まるでドラえもんのポケットから出てきたような便利なリモコンで自分の生活を快適に過ごそうとするマイケル。でもこれはお決まりで、最後にはのび太君みたいに困った問題は出てくるものよね。「ドラえも~ん!」じゃなくて「モ~ティ!!」と叫ぶマイケル。

アダム・サンドラーらしいコメディドラマ。人生で何が一番大切なのかを説く映画。でもやっぱり私はウェディングシンガーの時のアダムが一番好き。胸がきゅんとせつなくて。今回は下ネタ痛いし。

ケイト・ベッキンセールの普通の主婦役。とても優しくて綺麗な奥さんで好い感じ。こんな綺麗な奥さんがいるのに仕事人間にならなくてもねぇ。今回ケイトは老け役あり。

そしてもう一人。私が大好きなクリストファー・ウォーケン。彼を観に行ったようなものなのに怪しげな店員(ドラえもん?)役。

代表作の「ディア・ハンター」はもちろん、「戦争の犬たち」「デットゾーン」はかなりお勧め。カッコいい彼に会うためにDVD買おうっと。

 

「デットゾーン」はスティーブン・キング原作の中では唯一、原作に忠実といわれる作品。


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